今日はご報告があります。(2022/05/16)

私、介護生活が始まってしばらく立ってから、説明が付かないのですが、私が一言生徒に言葉を掛けるとその生徒が涙を流してしまう(時には号泣)事がかなりの頻度でおきていました。 しかし、4年前に全てが終わってからそのような事はおきなくなっていました。
それが、 今日、生徒に一言「無理をしないでいいよ!」 「よく演技してきたね!」と授業後に声を掛けた途端、号泣されてしまいました。今、振り返っても何故その生徒に声を掛けたのか自分でも分りません。
その生徒は、いつもと変わらず元気で笑顔で、そして、授業を今日も真剣に受けていました。でも、授業後に気がついた時には、私は生徒のそばにいました。そして、私の想いを生徒に届けていました。当然、生徒は最初はきょとんとしていましたが…。後は号泣でした。
介護をしていたときは、苦しんでいるヒトの感情に敏感になるのだろうと思って、そんなこともあるのだろうと気にしていませんでした。ただ、生徒からはある意味恐がれていました。「気持ちを読まれてしまう!」と…。
そして、介護が終わり、予想通りに生徒が号泣するようなことはなくなり、「そうだろうな…。」と思っていたところ、今日の号泣です。今日は、その生徒の友達が駆け寄ってくるほどの号泣です。
この現象をずっと考えていました。 そして、先程、分ったような気がしました。 介護生活をしていたときは、ヒトの苦しさ・辛さに敏感になり。そして、ヒトの”笑顔”がどこにあるのかを探し求める事をはじめると、自分のそばで笑顔になれないヒトがいることにも敏感になってしまうのだと❗
勿論、生徒の涙の理由など私は聞きませんし、生徒もいいません。私は、「よくここまで演技を続けたね!」と言いたかっただけ…。そして、生徒は泣きたかっただけ…。それで十分です。 AppSheet Japanの皆さんに出会えていなければ、今日の生徒の涙に出会えませんでした。 ありがとうございます。🙏
 

翌日の話・・・(2022/05/17)

その生徒さん エンパスじゃないですか? 多分、先生のお気持ちに共感されたんじゃないですか? 先生もすっごく感の良い方ですよね。お互いに共感しあって。。。。なのかなと。それととっても優しい生徒さんですね
 
ちょっと違うかな…。あの時の感覚は、彼女は私に共感したのではなく、いつのまにか自ら閉じて閉まった心の扉が開かなくなってしまったことを外へ発信していたのではないでしようか。それに対して、私が共鳴したのを感じ感情が溢れ出たのではないでしょうか。